片瀬こま保存会
~湘南最強のこま~
“片瀬こま”は、昭和初期より神奈川県の湘南地域で遊ばれてきた独楽で、
約100年の歴史があります。
こまの本体は、伊豆大島の椿、心棒は樫、紐は、麻を使用しております。
こま同士をぶつけ合うと、重量感があり硬い“片瀬こま”は、
相手こまを弾き飛ばす様子から、別名“喧嘩こま”とも呼ばれる。
色は緑と赤の2種類。
「片瀬こま~伝統と継承」(J-COM湘南)
※下記クリックすると映像に自動移動
https://www.youtube.com/watch?v=HcfIUla7cwM
※映像で見る、片瀬こまの昔・現在・未来!!
【片瀬こま 職人】
現在、1名のみ。杉下由輝(片瀬こま保存会会長)。
※写真左は、故・熊野安正氏。右は、杉下由輝
片瀬こまは、全て手作り作業で行っており、1個完成するまでに約半年かかります。
昭和初期より湘南地域で約100年近く愛されてきた片瀬こま。
今後も細々ながらも、昭和・平成・令和と伝統文化を継承して参ります。
片瀬こま職人 熊野安正氏 ご逝去
2023年12月31日 片瀬こま職人の熊野安正氏がご逝去されました。
片瀬こま製作の環境整備が落ち着くまで、当面の間、製造販売は中断致します。
大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
【片瀬こま工房(伊豆大島)】
~旧・差木地小学校教室~
伊豆大島で、椿を伐採した後、
数か月乾燥させた後、ノミで
丸くする切り落とす作業風景です。
【長回しチャレンジとは!?】
数人で同時に投げ、規定時間回せたら
免許皆伝などを贈呈致します。
※この映像は、20秒チャレンジの様子
【長回し対決とは!?】
3~4名で同時に投げて、最後まで回っていた人が
勝ち抜けのトーナメント方式。
※某大会の決勝戦。大人3人と小学生1名の対決。
感動的な結果に!?(映像長さ1分47秒)
【片瀬こま 長回し対決とは!?】
~決勝戦は、76差対決!!~
2021年8月20日号 タウンニュース藤沢版より
【片瀬こまの体験会などのご依頼】
学校の授業や地域でのイベント、世代間交流事業などなど。
ご希望に合わせて、体験会やミニ大会等開催致します。
※内容に合わせて、費用が掛かって参ります(出張代など)
まずは、片瀬こま保存会宛にメールでお問い合わせ下さい。
「片瀬こま」ができるまで。
~1個作るのに、約半年以上~
伊豆大島の山林で椿を探します。
椿は、硬いので、チェーンソーで
切り出しを行います。
独楽の用の椿を売っている訳では
ないので、独楽に適した椿を探す
のも一苦労です。
100本に1本程度でしょうか?
1本約10kgする担ぎ下ろします。
山林を1日、何往復も致します。
森の整備事業のタイミングで、先に
山に入れて頂き、独楽に適した椿を
切らせて頂いております。
無駄に、椿の伐採はしておりません。
伊豆大島にある「片瀬こま工房」
旧・差木地小学校の教室を利活用。
よく見ると、1年1組ではなく
「片瀬こま保存会」です!!
こま作りの作業開始。
削る道具だけで、全部で
10本以上を使い分けて
丁寧に削っていきます。
最初に、こまの形を作ってから
心棒用の穴を開けていきます。
ここで、更に1カ月程度、
自然乾燥させます。
ゆっくり自然乾燥させても
どうしても、割れてしまいます。
最初の丸太を基準にして、
体積ベースで言うと、
こまになるのは、約20%です。
1つ1つ、こまのサイズに合わせて
カシの木を心棒用に、削ります。
麻ひもを結っていきます。
長さの違う16本を1本に。
色付けをして、片瀬こまが完成!!
【片瀬こまの最新情報】
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【片瀬こまの販売について】
片瀬こまの職人は、現在2名しかおらず
全て手作り作業のため、1個製作するのに
約半年かかります。
お渡しするまでに、お時間がかかる場合が
ありますが、ご理解下さい。
希望の品物、個数を記載の上、片瀬こま保存会宛に、メールでご注文下さい。
別途送料(個数により送料が変わります)がかかります。
まずは、お気軽にお問い合わせ下さい。
※このHP以外でネット販売等している店舗は、
片瀬こま保存会とは、一切関係ありません。